aratama 璞、国際AI映像コンテスト「BRAVE NEW BEGINNINGS」にて準優勝(Escape AI × Dreamina)
目次
受賞について
AIアーティスト/映像作家の aratama 璞 は、Escape.ai と Dreamina が共同開催したグローバルAI映像コンテスト
「Escape × Dreamina – BRAVE NEW BEGINNINGS」 において、第2位(Runner-up)を受賞しました。
本コンテストは、物語性・創造性・AIツールの革新的な活用を評価軸とする国際的なフィルムチャレンジであり、世界各国のAI映像作家・映像表現者が参加しました。
Dreamina のマルチフレーム整合性やキャラクター/スタイルの一貫性といった特性を活かしながら、単なるビジュアル表現にとどまらない「ナラティブ体験」としての映像作品が求められる点が特徴です。
aratama 璞は、本コンテストに向けて制作したシネマティック・ミュージックビデオ『Spiraling Anger – 怒螺旋』 をエントリーし、その表現性と物語性が高く評価され、Top3作品の一つとして選出されました。
受賞作品について
Spiraling Anger – 怒螺旋
(aratama 璞 / Escape AI × Dreamina Contest Film)
本作は、「怒り」という感情が人類社会の中で循環し、蓄積され、反復されていく構造そのものを主題としたシネマティック・ミュージックビデオです。
戦争や暴力を直接的に描写するのではなく、空気感、リズム、知覚の歪みを通じて「衝突の気配」として怒りを立ち上げます。
原因を失ったまま反復される思考、出自不明のまま増幅する感情、そして忘却されてもなお動き続ける構造——
怒りは、明確な出来事ではなく、緊張・加速・不協和音として知覚されていきます。
映像と音楽は、身体に近い感覚的スケールから、自然、地球、宇宙、さらには万物が共存する世界観へと視点を拡張していきます。
戦地の痕跡を覆い尽くすように異常増殖する植物のイメージは、破壊と再生が人間の意思を超えて共存していることを象徴的に示唆します。
音楽と映像は緊密に同期し、リズムそのものが物語の駆動力として機能します。
反復される最小限の歌詞は、AI媒介的な言語表現として言語の枠を超え、鑑賞者自身の内側で意味が補完されていくように、怒りを持続させてしまう思考のループをなぞりながら、最後にひとつの問いだけを残します。
——本作は、ただ静かに、「共存」を歌います。
コンテストにおける位置づけ
『Spiraling Anger – 怒螺旋』は、「BRAVE NEW BEGINNINGS(勇気ある新たな始まり)」 というテーマに対し、
- 対立の先にある再生
- 感情の反復構造からの変化
- 破壊と再生が同時に存在する世界観
を、ナラティブ・映像・音楽が一体となった体験として提示する作品です。
Dreamina を用いたシーン構成と視覚的一貫性を取り入れつつ、AI映像表現を物語を立ち上げるための手段として位置づけ、単なる技術的ショーケースに留まらない映像体験を目指しました。
作品クレジット
Spiraling Anger – 怒螺旋
Artist / Director / Music / Visual:aratama 璞
関連リンク
コンテスト公式ページ
https://escape.ai/contest/dreamina-122025
作品映像(YouTube)
Spiraling Anger 怒螺旋 – aratama 璞
https://www.youtube.com/watch?v=ck9s5x3Yo4Y
