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Inner Elevator - aratama 璞 / Gen:48 Fourth Edition

『Inner Elevator』Gen:48参加作品が5ives.aiでNo.1選出、Escape.aiからクリエイター参加招待

Runway社主催の「Gen:48 – Fourth Edition」に応募したAIアニメーション作品『Inner Elevator』が、アメリカのポッドキャストの番組、AI映像作品のキュレーションメディア「5ives.ai」に今週のNo.1作品として選出されました。

この特集は、次世代AI映像作品をキュレーション・発信する専門メディア「5ives.ai」によるもので、Runway社主催の「Gen:48 – Fourth Edition」コンテストから厳選されたアニメーション5作品が紹介されました。

必見の Gen48 AIアニメーション トップ5!|5ives

5ives.aiとは?

5ives.aiは、毎週注目すべきAI映像・クリエイティブプロジェクトを紹介するAIメディア&ポッドキャスト番組です。
下記の2名がホストを務めています。

🔹 Kai Turner(カイ・ターナー)氏
25年以上にわたりメディアとデジタル領域で活躍してきたクリエイティブリーダーで、特に近年は生成AIビデオの応用に注力。
Netflix在籍時には、**Emerging Experiences(新興体験部門)およびProduct Content Innovation(コンテンツ技術開発部門)**において、『Love, Death & Robots』やマーティン・スコセッシ監督作『The Irishman』、そしてNetflixゲームプラットフォームの立ち上げなどの先進的なプロジェクトを行う。

🔹 Jon Rogers(ジョン・ロジャース)氏
元ウォルト・ディズニー・スタジオの実写フランチャイズ開発部門 創設責任者。
また、ルーカスフィルムでは**『スター・ウォーズ』のグローバルブランドマーケティング**を担当。現在はWeb3、AI、XR領域の複数企業でアドバイザーを務め、生成AIによる次世代映像表現の可能性を追求中。

https://5ives.ai/
https://kaigani.substack.com/p/ai-animation-takes-storytelling-to

Kai & Jon コメント

Kai:まず最初に、Aratamaによる『Inner Elevator』です。このユニークな映像は、病院のベッドにいる男性についての1990年代のアニメ『老人Z(Roujin Z)』を思い起こさせます。ゆるやかにストーリーを語っていますが、それよりも人間と機械の境界がほとんどない世界を構築することに重点が置かれています。明るい音楽とは対照的に、人々が現実の肉体をおろそかにしてバーチャルな世界を優先しているようで、少しディストピア的な印象を受けます。

Jon:Aratamaは東京を拠点に活動する映像作家ですが、彼の背景がバイオサイエンス(生命科学)にあり、そこからクリエイティブアートの道へと進んだことは非常に興味深いと思います。彼の作品には、そういった独特の経歴と経験が反映されています。
この作品を観て個人的に強く思い出したのは、1980年代のアニメ映画『ヘヴィ・メタル(HEAVY METAL)』です。なぜかわかりませんが、どうしてもあの作品を思い出さずにはいられませんでした。
また、この動画の雰囲気、特に音楽面も高く評価しています。これは本質的にミュージックビデオであり、音楽の選択と未来的な空間を通じての旅は本当に楽しめます。私にとっては、リラックスできる作品です。

「Gen:48 – Fourth Edition」

このコンテストには以下の制約条件があります。

  • 48時間以内に、Runway Gen-4(または他のRunwayビデオモデル)で作成
  • 長さ:1分~4分の自立した短編映画
  • サウンド:Epidemic Soundか、自分で権利を持っている音素材を使用
  • 必須要素:場所/キャラクター/物体(それぞれ意味のある形で物語に組み込む)

Escape.aiからのクリエリター参加招待

Escape.ai
AIアニメーション作品『Inner Elevator』での 5ives.ai の紹介を受けて、次世代ストリーミングプラットフォーム「Escape.ai」のアメリカのキュレーターから、クリエイター参加のオファーをいただきました。
今後コミュニティに参加する予定です。

Escape.aiとは?

Escape.aiは、生成AI(Generative AI)を活用した最先端のオーディオビジュアル体験をキュレーションするプラットフォームです。映画『マトリックス』のVFXスーパーバイザーとして知られるアカデミー賞受賞者 John Gaeta氏が創設。実験的なフォーマットや新しいメディア体験を提供する空間として機能しています。
このプラットフォームは、AI技術を活用して従来にはなかったインタラクティブな体験や、創造的な表現を可能にしています。

https://escape.ai/

Gen:48公式Fourth Editionファイナリストについて

今回のGen:48 – Fourth Editionでは、Runway公式より全世界から提出された数百の映像作品の中から50作品が本選ファイナリストとして選出され、**People’s Choice Award(観客賞)**の一般投票が行われています。

公式ファイナリスト一覧

『Inner Elevator』は、Runway公式のファイナリスト選出には含まれませんでした。
ただ、Gen:48–Fourth Editionの企画に参加することで、次の展開へ向けて大きな一歩となりましたので、とても感謝しております。

Inner Elevator – aratama 璞 / Gen:48 Fourth Edition


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