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AIクリエイター「aratama 璞」、COLOTEK(コロテック)本戦出場 — 氷川きよし『Party of Monsters』をAI映像化

AIクリエイター「aratama 璞」、COLOTEK(コロテック)本戦出場 — 氷川きよし『Party of Monsters』をAI映像化

Source:COLOTEK

AIクリエイター aratama 璞 は、日本コロムビアが主催するAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK(コロテック)」において予選を突破し、2025年9月13日(土)・14日(日)に開催される本戦出場が決定しました。

本戦では、氷川きよし with t.komuroの楽曲『Party of Monsters』を題材に、生成AIを駆使した短尺映像「カプセルムービー™」を制作。AIと音楽の融合による新しい映像表現に挑戦します。

COLOTEK(コロテック)とは

創立115年を迎える日本初のレコード会社である日本コロムビアが主催する、最新AI技術と音楽を掛け合わせたクリエイティブコンテストです。
近年、急速な進化を遂げるAI技術は、作曲、編曲、演奏、映像制作など、音楽業界に大きな革新をもたらしており、COLOTEK(コロテック)は、この革新的な技術を活用し、音楽とAIが融合する最先端のクリエイティブを体験できる機会を提供します。新たな才能を発見し、次世代のエンタテインメント創造に貢献します。

 

COLOTEK(コロテック)

COLOTEKは、最新AI技術と音楽・映像のクリエイティブを融合させる新時代のコンペティションです。
課題曲を元に、AIを活用した短尺映像を制作し、独創性・映像美・音楽との親和性を競います。

  • 主催:日本コロムビア株式会社
  • パートナー:トグルホールディングス株式会社、株式会社NTTデータ
  • 会場:BAROOM/フェイス南青山オフィス(東京都港区南青山6-10-12)
  • 日程:2025年9月13日(土)〜14日(日)
  • 課題楽曲:氷川きよし with t.komuro『Party of Monsters』
  • 作品形式:カプセルムービー™(短尺ながら高い物語性・独創性が求められる映像作品)
  • https://colo-tek.com/

トークセッション(9月13日開催)登壇者

テーマ:「AIの登場でエンタテインメントはどう変わるのか」

  • 佐藤航陽(株式会社スペースデータ 代表取締役社長)— 宇宙事業の先駆者、Forbes Asia「30 Under 30」選出
  • 伊藤嘉盛(トグルホールディングス株式会社 代表取締役)— 不動産×AIの事業展開でPLATEAU AWARDグランプリ受賞
  • 土門義隆(日本コロムビア 代表取締役社長)— 新規事業開発に豊富な実績
  • CEOセオ(佐藤俊介)(フェイス株式会社 代表取締役社長)— 音楽業界のデジタル革新を推進する起業家

審査員(9月14日成果発表会)

  • 串田壮史(映像監督)— アジアNo.1 AI映画監督。『ラストドリーム』でプチョン国際ファンタスティック映画祭BEST AI FILM賞受賞
  • 白岩大志(映像監督/Nid代表)— 『Party of Monsters』公式MV監督
  • AIコロちゃん(AI審査員)— 日本コロムビア公式マスコットをAI化。NTTデータの「NeuroAI® D-Planner®」で感性や印象を科学的に評価
  • 土門義隆/CEOセオ(佐藤俊介) — 経営者視点で作品を総合評価

aratama 璞について

生成AIアートバトル準優勝(2nd place)「VS AI Street Fighting - VS AI 街頭對戰」

  • ジャンル:HyperPop、Citypop、サイバーパンク、アニメスタイル映像制作、キャラクターデザイン
  • 作風:Runway、Kling、Midjourneyなどの生成AIを駆使し、音楽・映像・物語性を融合。Citypopの色彩感覚とレトロフューチャーな空気感を織り交ぜながら、印象的なキャラクターデザインと緻密な構図で「未来と懐古」が共存する世界観を描く。
  • 実績:代表作『Inner Elevator』は海外AI映像フェスで高評価を獲得。国内外のAIクリエイティブシーンで注目。

コメント

「COLOTEK本戦は、審査員の皆様がそれぞれ異なる視点を持つ中で、自分の映像世界をどう響かせるかが鍵になると感じています。AIと音楽の融合で、『Party of Monsters』を新しい体験として届けたいです。」
— aratama 璞

エントリー作品|Algorithmic Bestiary (アルゴリズムの怪物誌) – aratama 璞

2025-09-19 追記

🏆 公式受賞結果

今回の「Party of Monsters」コンテストでは、全国から100名を超える応募の中から選ばれた個人・団体の精鋭28チーム・50名が集結し、以下の受賞が発表されました。

最優秀賞|Show Me Beast – AoKi¹⁰⁴

優秀賞・AIコロちゃん賞|THE EYES – ヒロム@AIクリエイター

演出賞|ENKA EVOLUTION – サイバー演歌

Party of Monsters賞|Party of Monsters – yamada akari

✨ 注目のエントリー作品

エントリー作品|RED PARADE – YUUUKI

📜 コンテストルール概要

  • テーマ:「君の中にいるモンスターを映像化せよ。『Party of Monsters』でハロウィンを盛り上げよう!」
  • 成果物:AI映像作品(1分以上)+プレゼンテーション(4分以内)
  • 課題条件:氷川きよし with t.komuro『Party of Monsters』を使用、AI技術を制作過程に導入
  • その他:事前準備OKだが、当日の最終制作必須/プロンプト提出必須/商用利用不可ツールは対象外

詳細ルールは公式アナウンスに準拠して行われ、48時間という制限が制作の緊張感を高めました。

👍 大会に出場して感じたポジティブな点

  • ビッグアーティストの楽曲を公式に許諾を得て使用する試み
  • AIをコストカットや容易にできるという文脈でなく、「クリエイティブ」として評価するコンテスト
  • 制作時間が48時間以内というチャレンジ性
  • オフラインでAIクリエイターの制作過程を感じられるリアルな体験や感動
  • 学びと交流を意識したタイムスケジュール(ネットワーキングや懇親会もセット)
  • AIクリエイターがポートフォリオとして、作品を公開できる点

👀 大会に出場して感じた改善が望まれる点

  • 事前準備の時間/仕込みがクオリティを大きく左右してしまう点
  • テーマや課題曲の縛りが強く、自由度が低めに感じられること(前後にストーリーをつけるなどで縛りを解くクリエイターが多かった)
  • 評価基準や採点の透明性が不足していること(AIクリエイターの納得感や成長に直結する)
  • 映像の完成度に比重が置かれ、AIの技術的挑戦や実験性、ワークフローなどは加点されない

📈 マーケティングの影響

公式アカウントによれば、課題曲『Party of Monsters』の本家MVは 180万回再生を突破し、コンテストとの相乗効果が生まれています。

🔮 次回AIクリエイティブコンテスト予告

次回のコロテック課題アーティストは、なんと 美空ひばり さん。
TBS芸能アカウントでも発表されており、今後さらに注目度が高まることが予想されます。

全体を通じてとても有意義で楽しい時間だったので、次回も違ったアプローチで応募できたらと思います。